数年前まで被害が無かったのに、近年ヒヨドリによる野菜被害を受けたという報告が多く出てきています。
被害が多い時期はいつなのか、どう対策をしたらいいのかを紹介します。
ヒヨドリによる野菜被害
ヒヨドリが畑に大量に降りてきても被害がないこともあるようです。
被害を受けても隣の畑は対策をしなくても被害がなかったということもあるようです。
野菜被害が起こる時期はいつが多いのでしょうか。
ヒヨドリによる野菜被害が多い時期
ヒヨドリによる被害が特に増えるのは、餌が減る冬です。
ヒヨドリは虫や果物を好んで食べるようですが、最近被害が増えてきているのは季節以外のことも関係しています。
夏場の気温が上がり、猛暑が続くことで山にある木の実などの量が減ってきています。
ヒヨドリの餌場はいろんな場所に存在しますが、ヒヨドリの数が多いせいで全てが餌を十分食べているわけではないのでお腹を空かせているヒヨドリも溢れている状況です。
これらが重なることで、野菜も食べることがあるヒヨドリは畑などに餌を求めて来ているのです。
被害が多い地域
関東地方をはじめとする露地野菜の産地での被害が多いようです。
他には、関東より南にある温暖地での被害も多く起きています。
中でも林に近いほど被害を受けやすいようです。
ヒヨドリの被害への対策
ただ被害を受けているだけでは野菜を栽培し続けられません。
どういった対策が効果的なのでしょうか。
ヒヨドリによる被害の期間
ヒヨドリによる野菜被害は長期になることが多いようです。
1度だけではなく何度もやってくるので、一時的な対策では結果的に被害に合ってしまうのでしっかりとした対策をしましょう。
対策法
音や派手な模様を見せて追い払うこともできますが、ヒヨドリが馴れてしまえば効果はなくなるのでこの対策は長くは続きません。
現状で効果的なのは野菜や果物にヒヨドリが届かないように保護することだそうです。
ある程度の高さで防鳥網をしっかりと張りましょう。
ハウス栽培の場合も、入り口に防鳥網をしておかないと入り口から侵入されることもあるようです。
まとめ
ヒヨドリによる野菜被害は冬場に多く見られます。
山の木の実などが猛暑の関係で減っていることも原因の1つです。
確実な方法は野菜などを防鳥網で守ることなので、しっかりとした対策を取りましょう。