野生の鳥といっても、安全な住処を求めて場所を変えざるを得ない状況に追い込まれてしまっているようです。
どちらも比較的に人家に近いところまで飛んで来ていましたが、都市部は天敵が少ないために移動しています。
そこで今回は、都市部における鳥よけ対策について調べていきたと思います。
目次
都市部で被害続出!ヒヨドリやムクドリへの対策はないの?
人に危害を加えるといった直接的な被害は確認されていませんが、間接的な問題が生じています。
糞を撒き散らすことによって景観が損なわれたり、夜遅くまで鳴き続けたりなど大変です。
では、私たち人間はどういった対応をとっていけばよいのでしょうか?
ヒヨドリやムクドリが都市部に!行政がとるべき5つの対策とは?
最も簡単な方法は、道路沿いに植えられている街路樹の枝打ちを行うことです。
ねぐらとなる木の枝がなければ、そこへ定住して生活するようなことは少なくなってきます。
次の対策は、天敵となるタカやフクロウなどの猛禽類の置物を置くことです。
プラスチック製で構わないので木の枝に固定したり、吊るしたりすると効果があるようです。
また、コストは高くなりますが、音波を使って追い払う方法もあります。
人間の可聴域を超えた音波を出すことにより、鳥を近づけなくしてしまいます。
そして、これも経費がかさんでしましますがLEDの電飾を街路樹に飾りつけることです。
街路樹を飾り付ける手間暇はかかりますが、景観アップにもつながり一石二鳥です。
最後に、鳥よけの忌避剤を街路樹に塗布する方法です。
これは専門の業者に依頼し、樹木への影響のない薬剤を使って行います。
ヒヨドリやムクドリが都市部へ移動し、大迷惑!個人でできる対策は?
最も手軽な方法は、目ぼしい樹木に網目の細かいネットをしっかりと張ることです。
バードスパイクと呼ばれる市販の製品を活用することです。
価格は5,000円と少し割高な気もしますが、さびにくくベランダの柵などに取り付けて使うことができます。
鳥よけとしてだけではなく、イタチやネズミなどを寄せ付けないためにも利用できます。
アニマルリペラーと呼ばれる市販の品を利用することです。
価格は10,000円くらいとコストが高くなりますが、天敵の鳴き声を使っているので効果は期待できます。
まとめ
ヒヨドリやムクドリが都市部へと流れ込んできたのは、天敵から逃れるための策でした。
しかしながら、都市部において人間と共生していくことは難しいようです。
被害を受けている私たちも日々の生活を見つめ直し、必要最小限の対策を施したいものですね。