ヒヨドリの子育てを観察してみるととてもかわいらしいです。
しかも、雛たちの成長がとても早いということにも驚きます。
だいたいどういう時期に繁殖するのか、どのような過程を経て、ひなたちは巣立っていくのか、という点についてまとめてみました。
もしも自分の家の敷地に巣が作られた際の参考になるのではないでしょうか。
ヒヨドリの子育て 2nd
孵化後10日目
今朝の雛鳥4羽の様子です、今日はまだかな?と思ってたのですが、昼間のうちに3羽が巣立ったようです。2016.8.4 6:42#八ヶ岳中央高原 pic.twitter.com/E0mdtKOpAS
— kaoru momose (@kariosu_k2) 2016年8月4日
ヒヨドリの子育てはどのようにされる?
ヒヨドリの子育ては他の鳥が行う時期と少し異なっています。
もう少し早い時期に子育てが行われますが、ヒヨドリの場合は5月中旬から8月くらいです。
暑さの厳しい時期に卵を産んで子育てをする親鳥って本当に大変なんだろうなと思いますが、彼らにとってはこれがベストシーズンなのでしょう。
繁殖ペースはつがいによって異なりますが、年に2回から3回行うこともあるようです。
卵を産む前には巣作りをしますが、巣作りをしてから子育てが終了するまで1ヶ月程度です。
こんな短期間に卵から雛がかえり、巣立っていくなんて本当にすごいスピードですね。
ヒヨドリの子育てはとても早いので、もしも自分の家の敷地に巣が作られたとしても、そこまで長い期間、迷惑をかけられるということはありません。
早い雛であれば半月もしないうちに巣立っていく場合もあるのです。
飛行練習をしている時は心配になって手出しをしそうになりますが、親鳥が近くで見守っているはずなので、人間は何もする必要がありません。
子育てを手伝おうとすると親にとっては敵となってしまいますので、そっと見守ってあげましょう。
強い雨が降っても強風だったとしても、ほとんどの場合平気です。
ヒヨドリの子育ては、この鳥がとても頭が良いということを証明していますね。
まとめ
ヒヨドリの子育てを観察する機会があったら邪魔にならないようにそっと行いましょう。
人間がやることはほとんどないのですが、親鳥とひなとの関係に心温まる機会が多いのでしょうね。
雛の成長の早さに驚くこともあるかもしれませんが、親鳥の献身的な子育てに学ぶ事も多いでしょう。