ヒヨドリといえば、全体的にグレーを基調とした羽色で、地味といえば地味でしょうが、頬に赤茶色の模様があり、スズメより2周り位大きい野鳥の鳥です。
ヒヨドリは秋になると、数羽~200羽の群れを成して西、南へ飛んでいく渡り鳥です。
スズメと鳩の間ぐらいのサイズで、グレーの羽色の鳥ですが、遠くを飛んでいるヒヨドリは小さくてただの黒い鳥という感じです。
「ヒーヨ」という鳴き声と、波のように上下する特殊な飛び方が他の渡り鳥とは違うので、気を付けて見ればヒヨドリだとすぐに認識できるでしょう。
ヒヨドリの巣立ち雛。
遅れて伸びてきている風切り羽が透けてます。 pic.twitter.com/K8lMdhlBzv— 宮本 桂 (@KE_mi) 2016年8月13日
ヒヨドリの独特な飛び方
ヒヨドリといえば、飛び方のプロともいえる渡りの鳥ですよね。
渡り鳥ですから、飛び方の技ともいえるものも持っているようです。
そのような飛び方のプロは、飛ぶ際の羽の力とかもプロ級です。
ヒヨドリの特徴的な飛び方は、波状飛行と呼ばれ、翼を開いたり、閉じたりすることで、上下に波を描くように飛ぶ特殊な飛び方です。
飛び方が結構目立ちますので、すぐにヒヨドリだな、とわかるはずです。
ベランダで飛ぶ練習
一般の市街地でもベランダなどにヒヨドリの雛がいるところが発見されています。
手すりの隙間などにいるそうですが、まだ飛べない状態なのでしょう、飛ぶ練習をしているような感じです。
そのまま放っておいても問題ないとは思うのですが…
親鳥の鳴き声がかなりうるさくて、鳥嫌いの人はちょっと機嫌が悪いことでしょう。
ヒヨドリの飛ぶ練習中?
これは正しく、ヒヨドリの雛が飛ぶ練習をしている最中です。
親鳥もそばにいるようですので、発見した時はそっとしておいてあげましょう。
親鳥も雛も、数日すればどこかへ行っていなくなるでしょうから。
環境のいい場所だと、ヒヨドリの親は、繁殖場所としてそこを選びます。
まとめ
民家のベランダに小鳥なども勝手に巣作りし、いつの間にか雛も生まれて…ということがよくあります。
まだ飛べない時期には、巣のそばのベランダに飛び移って飛ぶ練習をしたりするものです。
ヒヨドリの場合も、飛べない時期、一生懸命飛ぶ練習を重ねます。
放っておいてあげましょう。
そっと見守っていれば、そのうち巣立ちしますから、いなくなります。
しばらくは鳴き声でうるさいかもしれませんが、少しの間ですので、我慢してヒヨドリの雛が無事飛び立っていけるよう優しく見守ってあげましょう。