ヒヨドリとは、スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリの種類で、全身約27センチ位で頭から胴体は灰色で、特徴的な頬が褐色である鳥です。

尾が長いのも特徴の1つです。

あとは、耳の周りは茶色でお腹は白と灰色の点々模様で、くちばしは細くて長いです。

生息地は、主に日本でよくみかけますが、他にも朝鮮半島やフィリピンにも生息しています。

「ピールルル」「ピィーヨピィーヨ」など、様々な鳴き方をします。

1度の産卵で、3~4個の卵を産み育てます。

ヒヨドリ 渡り

カラスに襲われる

ヒヨドリだけではありませんが、カラスに狙われる卵や雛がいます。

雛は、巣立ちする段階で狙われることが多い為に、この頃命を落としてしまう事があります。

ヒヨドリにとってカラスは脅威の存在であり、反対にカラスにとっては襲いやすい存在なのです

なぜ、ヒヨドリを襲うのか・・・他にムクドリもいますが、ヒヨドリはムクドリに比べて逃げるスピードも俊敏さも低く、カラスは頭が良いのでそれを狙って、捕まえるのでヒヨドリが捕まってしまうのです

ヒヨドリの巣は、お椀型で木の枝と木の枝に乗せた感じで巣を作る為、瓦屋根や木の幹の隙間に巣を作る鳥とは違うので、これも狙われやすい1つの理由です。

カラスが襲うのは成体(成鳥)ではなく、卵や雛を狙います

カラスは、賢いので親鳥がいる時には襲ったりしないので隙を見つけて狙いに行きます。

卵や雛・亡くなっている雛などが好物なので、よくゴミを漁っているのを見かけますが、あれは本当の姿ではないのです。

カラスも、5~7月頃(年によっては6~8月頃とも。)が子育ての真っ最中なので、我が子の為にも餌を調達する為に、ヒヨドリなどの鳥の卵や雛を狙っているので、ヒヨドリたちの卵や雛は狙われやすいのです。

ヒヨドリの巣は高さで言うと、低い物で30センチ・高い物は10メートルを超すものもあります。

平均では、2~6メートルくらいの範囲が多いそうです。

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まとめ

ヒヨドリや鳩など、カラスに狙われるのも1つですが、猫にも襲われる事があります。

よく、飼い猫が鳥を捕まえて帰ってきて食べていた・連れて帰ってきたなど実際にあるのです。

ヒヨドリの巣を守りたい場合は、カラスなどの敵から巣が見えないように、簾など垂らすなどすればいいでしょう。

しかし、親鳥がいる時に近づいたりしてしまうと、巣や卵を放棄してしまう事があるので、タイミングに注意しましょう。

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