ヒヨドリは、「どこにでもいる、どこででも見かける」鳥になりました。
その姿は一見とても可愛く、見ていて飽きない存在です。
ですが、この「どこにでもいる、どこででも見かける」ということは、庭の木も例外ではなく、木の側にある車やベランダへの糞被害は、その家の人達にとって大きな悩みとなっている様です。
この糞被害への対策を考えてみたいと思います。
目次
ヒヨドリについて
・「鳥獣保護管理法施行規則」で指定されている48種類の中に入る
・国で定めた規則があっても、都道府県により捕獲の禁止と制限がある場合がある
・「鳥獣保護管理法施行規則」により、その種類の狩猟期間が決まっている
・「鳥獣保護管理法施行規則」により、その種類の禁止区域がある
・「鳥獣保護管理法施行規則」により、狩猟に対しての規制がたくさんある
・・・など
※上記の理由により、一般の人が勝手に狩猟することは、法律に触れる行為ということです。
ヒヨドリの糞被害の状況
・駐車している車に糞被害
・洗濯物に糞被害
・ベランダに糞被害
・街路を歩行中に糞被害
・公園のベンチが糞で座れない
・・・など
ヒヨドリの糞被害の対策
そうなると、ヒヨドリの糞被害に対しては、「ひたすら我慢」ということになるのでしょうか。
家庭でできるヒヨドリ追っ払い対策
防鳥網の使用
ベランダをすっぽり網で被ってしまう方法です。
人間の方が網の中にいるイメージでしょう。
ヒヨドリの嫌がる(怖がる)ものを置く
ヒヨドリは、カラスやフクロウ、またはヘビなどが苦手の様です。
カラスやフクロウをかたどったものが、動いている様に見えることがポイントです。
揺れる大きな目玉も怖いものの1つです。
とにかく、「揺れるものを置く」のがポイントの様です。
ヒヨドリが嫌がる(怖がる)音で追っ払う
ヒヨドリの天敵は、猛禽類です。
猛禽類の声を流すのが良いそうです。
そのほかには、警報やパトカーのサイレン、犬の吠える声やイノシシの吠える声、さらには、爆竹の音なども効果がある様です。
ヒヨドリが嫌がる(怖がる)光るもので追っ払う
ヒヨドリは、キラキラ光るもの、例えばcdや吹き流しなど、風に揺れるものが良い様です。
「ヒヨドリ追っ払い対策」で注意すること
ヒヨドリを始めとする鳥類は、人間が考えるよりも頭が良いので、短期的には効果があっても、同じことを数日間繰り返すと、その環境(状況)が変わらない、または、覚えてしまうことで慣れてしまう様です。
①猛禽類やヘビなどは本能として嫌う
②大きな目玉の風船なども、偽物と気付かれるのは時間の問題
③テグスを吊す方法は、効果がない
④ヒヨドリの悲鳴を流しても数日で慣れる
⑤ヒヨドリは「自分に害がない」と判断すると、「日常」になる
・・・など
確実な方法
①防鳥網ですっぽり被うのが良い
②色々な「追っ払いグッズ」を組み合わせて、数日周期で交換する
・・・など
まとめ
ヒヨドリは、まず、人間が考えるよりも頭の良い鳥であることが分りました。
ですから、見かけたからといって、ただ追っ払ったのでは、目を離した隙に、ほとんど戻ってきてしまうというのです。
ヒヨドリが、ベランダに近付かない様にするためのグッズは、たくさん市販されていますが、それだけ(1つだけ)では効果がない様です。
確実なのは、ベランダごとすっぽり被うってしまうこと、人間が網の中に入る格好になることの様です。
色々調べた結果、ただただ、ヒヨドリの頭の良さに感心するばかりでした。