スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリに分類される鳥です。

分布は、日本全域を主に生息しており、他には朝鮮半島やフィリピンにも生息しています。

全長約27センチの、尾が長いのが特徴的です。

メスとオスは、同じ色をしていて頭部から胴体は灰色の羽毛で覆われていますが、頬の所が褐色でよく目立ちます。

同じヒヨドリでも南に生息するヒヨドリは、北に生息するヒヨドリに比べ体色が濃いです。

木の実などを食べます。

5~9月の時期に繁殖し、木の枝の上にお椀型の巣を作り、1度の産卵で3~4個産みます。

子育ては、主にメスによって2週間程育てられ孵化します。

孵化してからは、メス・オス共に育てられます。

巣立ちしてから数日間は、飛べない為に巣の近くにいる事がほとんどです。

その後は、1・2か月程親鳥と共に行動し生活していきます。

なぜ、放棄するの?

ヒヨドリ含め、全ての鳥類ではないでしょうが、子育てをしている時期に敵などが近づくと親鳥が警戒して巣作りをやめてしまう、育児を放棄してしまう事があります

もちろん、巣を攻撃されても放棄することもあります。

例えば、昼間親鳥が餌をやっていたのに、それから親鳥が帰ってこない事がありますが、明るい時間に餌を与えていれば、基本的には大丈夫です。

もし、放棄したのであれば餌を与える事はありません。

攻撃されても、餌を与え続けていれば、それはまだ放棄していないので大丈夫です。

敵(他の鳥などの生き物)のみでなく、人間のせいで放棄してしまう事もあるので、人ごと・ちょっとくらい大丈夫など、軽い気持ちで近づいてはいけません

人間も敵の1つと認識しているので、一生懸命ヒヨドリも生きようとしているので、雛のためにも考えて行動しましょう。

Sponsored Link

まとめ

放棄する理由は、様々ですが、他の鳥や人の行動によって危険だと察知し、放棄します。

他の鳥も生きるために餌を探したり襲ったりします。

でも、人間は攻撃しよう・襲うつもりで近づいたりしませんが、ちょっとした行動(気になるから巣を触ってみたり、近づく)でも、危険と察知し放棄させてしまうのです。

孵化していなくても、放棄する事もありますし、孵化し雛の状態で放棄してしまう事があります。

襲われても、放棄せずに子育てを続ける場合もあるので、必ずしも放棄するとは限りません。

何度も言うようですが、むやみに近づいたりしないように注意しましょう。

Sponsored Link