ヒヨドリには、ヒヨドリの食生活があり、ツバメにはツバメの食生活があります。
簡単に言うと、同種の鳥が食べている餌を与えるのが1番良いかと思います。
しかし、鳥の種類によって食べるものも違ってきます。
ヒヨドリの場合であれば、野菜や木の実を中心に食べますが、ツバメは昆虫を中心に食べるので、野菜ばかり与えていると病気になったり、最悪の場合亡くなってしまったりするので、気を付けましょう。
野菜って、何でも与えていいの?
何でもとは、言えません。
与えない方が良い物もあるので、良い物・良くない物でご紹介していきます。
健康に良い野菜
カブの葉・小松菜・大根の葉・チンゲン菜・ブロッコリー・サラダ菜・豆苗
雑草(近くにある、たんぽぽ・オオバコ・クローバー・ハコベ・ナズナ)
良くない野菜・果物
アボカド・ほうれん草・レタス・キャベツ・ニラ・ネギ類・南国産フルーツ
とりあえず、こんな感じです。
与える際、出来れば無農薬の物を与えるのがベストですが、手に入らない事もあるのでその際は、たっぷり水につけて薬を落とすことが大切です。
バナナは、栄養価が高く体には良い食べ物ですが、南国産の物は体を冷やす作用がある為、とくに体が弱っている状態の時には、与えない様にしましょう。
グレープフルーツの場合、少量でも摺って餌に混ぜて与えると、雛の場合だと下痢を起こしてしまう事があるので注意が必要です。
昆虫や幼虫、どんな物を与えたら良いの?
昆虫や幼虫にも色々な種類があるので、種類ごとに与え方など簡単にまとめてご紹介します。
アオムシ
よく捕れる餌なので、これだけで基本的に育てる事もできます。
植物性と動物性の両方の栄養がある優れた餌です。
満腹になるまで与えてもOKです。
バッタやコオロギ
生きたまま丸飲みするそうです。
雛に与える場合は、ショウリョウなど緑色のバッタを与える事と、コオロギはすり餌と一緒に与えると良いでしょう。
ハエ・ミミズ
良く食べるそうですが、問題点が沢山あるそうなので、与えない方が良いでしょう。
キリギリス科
小さくても、あごは鋭いので雛に与える時は、頭を潰してから与えるようにしましょう。
羽虫や蜘蛛・蚊
良く食べます。餌やすり餌と、一緒に与えると良いでしょう。
すり餌の注意点
練ったすり餌は、すぐに固くなり味も落ちてしまいます。
夏場は腐りやすく、与える際は少量ずつ練りながら与えると良いでしょう。
粉末の場合も、缶を開けると栄養価が落ちるので買いだめはせず、出来るだけ早く使い切りましょう。
緩くなりすぎない程度にしましょう。
まとめ
すり餌の場合は、注意点を把握して与えましょう。
昆虫なども色々な種類がありますが、物によっては注意が必要になります。
ビタミン・カルシウム不足にならないように、不足を補うために野菜や小魚の粉末をサプリメントを工夫して一緒に練りこむと良いでしょう。