餌は、成長具合によって異なり、それぞれの段階(成長別)に合ったものを与えます。
昆虫や幼虫、ミルワーム、すり餌など色々ありますが、これから詳しく一緒に見ていきましょう。
成長別、餌の種類やダメなものなど
大きく分けて3つの成長段階があります。
それぞれ見ていきましょう。
丸裸の雛
丸裸の雛には、幼虫や昆虫とすり餌や卵の餌を与えます。
粟玉は与えない事、これは雛には消化が良くないので与えてはいけません。
粟玉とは、粟に卵黄とはちみつなどをまぶしたものになります。
すり餌とは、粉末に水やお湯を入れて捏ねる餌の事です。
あとは、牛乳も良さそうに思いますが丸裸の雛は消化できないので与えません。
生米、パンや炊いたご飯も消化が悪いので与えません。
羽が生え揃うまで
生え揃うまでは、幼虫や昆虫とすり餌を与えます。
状態にもよりますが、3~5分のすり餌を与えます。
そのすり餌に、水分を綺麗に拭いてみじん切りにした、野菜の汁を混ぜて与えましょう。
与えてはいけない物は、丸裸の雛と同じです。
ほぼ羽が生え揃ってから成鳥まで
ほぼ成鳥の段階なので、野生で生きていく為にも野生の餌に切り替えましょう。
植物性の餌8割、動物性の餌2割で与えましょう。
さらに詳しく、またその他の餌
- 昆虫や幼虫は、アオムシ・バッタ・コオロギ・蜘蛛・羽虫などです。
しかし、ハエやミミズは鳥など良く食べますが問題点が多くあるので、与えないのがいいです。
- 鶏のささみ、雛には与えません。リスクが大きいのと、喉の通りが悪いのでやめましょう。
- 雑穀、穀類にはほとんどビタミンやミネラルが、含まれていないので野菜や果実、木のみやペレットで、補う必要があります。
- 粟玉、丸裸の雛の所に書いていますが、生え揃ってからの餌になるので、雛の時は与えない様にしましょう。
- 南国フルーツ、栄養価は高いですがその一方で、体を冷やす成分があるので体が弱っている時などは、与えないよう注意しましょう。
- ミルワーム、全ての段階で与える事が出来ますが、丸裸の雛の時は中身だけ、羽が生え揃うまでは頭を潰して、羽が生え揃ったらそのままで大丈夫です。
- すり餌は、練って作る餌なのですぐに固まりやすく、味も落ちてしまいます。
与えるたびに練るようにしましょう。
缶は、あけると栄養価が落ちる為買いだめはせずに、あけたら早く使いきりましょう。
まとめ
成長段階ごとに、与える餌や餌の与え方があります。
同じ餌でも、中身だけだったり頭を潰したりと、少し手間に思いますが、人間の赤ちゃんのように成長ごとにお粥の倍も違うのと同じ事なので、省かずに、これから生きていけるように注意する所は、注意して与えましょう。