ヒヨドリの雛の飼い方は普段慣れていないのでなかなか難しいものです。
基本的には野鳥を飼育するということは許可されていませんので、何らかのアクシデントがあった雛を救助した際に必要な情報になります。
その場合、親鳥の代わりを人間がしなければならないということですから、かなり時間を割いてお世話をしてあげなければなりません。
非常に弱い鳥ですから、沢山お世話をしてあげたくなるのですが、野生に返すということも意識しなければならないのでやり過ぎもダメです。
具体的にどのような飼い方で対応すればよいのでしょうか?
ヒヨドリの雛の飼い方
何かのアクシデントが起きていてヒヨドリの雛がひとりぼっちで落ちていた場合、救助してあげるのは違法ではありません。
飼い方としては巣になるものを作ってあげて、必要に応じて餌を与えてあげるのが中心となります。
基本的にヒヨドリは雑食ですので、生きている虫をあげたり果物をあげてるだけで大丈夫です。
お腹がすくと大きく口を開けてアピールしますので、その時に何かを口に入れてあげれば満足します。
基本的にはお水をあげなかったとしても、餌から水分をしっかりと吸収しますので問題ありません。
ヒヨドリの雛は夏に育ちますから、保温に気をつける必要はありませんが、あまりにも暑いところに巣箱を置いておくのも考え物です。
なるべく涼しくて暗いところに置いてあげる必要があります。
ちなみに1ヶ月以上飼育する場合には許可が必要になりますのでしっかりとした届出をしましょう。
自分の家の庭の敷地で見つけた場合などは親鳥が迎えに来る可能性もありますので、落ちていた場所の近くに巣を置いてあげるということも大切です。
いずれにしても1ヶ月以内に大きくなって飛んでいきます。
少し寂しいですが、それが彼らの生き方なので応援してあげましょう。
まとめ
救助を必要としているヒヨドリの雛を見つけたら助けてあげたいと思います。
飼い方はそこまで難しくないので、桃などの柔らかい果物を餌として与えてあげればよさそうです。
生きている虫を捕まえてくるのは、なかなか大変そうですが、チャンスがあるのであればそれも行えます。
1ヶ月を過ぎるなら届出るのも忘れないように気をつけましょう。