私たち人間もそうですが、どんな生き物だって苦手なものが存在します。
花の蜜が大好きな甘党のヒヨドリにも天敵はいるはずです。
では、それはいったいどんな生き物なのか調べていきたいと思います。
ヒヨドリの苦手な生き物は何?カラスや猫は平気なの?
鳥類における食物連鎖の頂点を考えていけば、何となく想像はつきます。
変わったところで、雑食性の強いカラスやネズミを捕獲する猫は捕えることがあるのでしょうか?
この点も踏まえて、ヒヨドリの天敵について紹介していきます。
ヒヨドリや巣を襲う可能性があるのは?
オオタカやハヤブサなどの猛禽類なら、ヒヨドリの個体であっても襲われる可能性はあります。
卵やヒナを襲う可能性も否定できませんが、それでは腹を満たすことができないので可能性は低いと思います。
猛禽類は鳥類の頂点に位置しており、性格は獰猛で、しかも肉食性の強い鳥です。
その身体能力の差は歴然としており、ヒヨドリにとても勝ち目があるとは思えません。
おそらく狙われたら最後、ひとたまりもありません。
ですから、たとえ食べられたとしてもヒヨドリは子孫を残していくために、繁殖期を長くしています。
なんと5月から9月と5か月間も設けています。
カラスや猫はヒヨドリや巣を襲うの?
カラスや猫はヒヨドリの卵やヒナであれば、襲って食べてしまう可能性はあると思います。
カラスは他の種のカラスの卵を襲うことでも知られています。
しかし、成体のヒヨドリをカラスが襲って食べるようなことは、弱っている状態でない限り少ないと思います。
また、飼育されている猫は定期的にエサを与えられているため、それほど興味を示すことがないかもしれません。
そもそも猫の親が狩りの方法を知らない場合があり、ネズミも捕えないこともあると聞きます。
ですから、野良猫でお腹を空かせている場合なら、成体のヒヨドリを襲って食べることは否定できません。
まとめ
ヒヨドリ成体の天敵は、オオタカやハヤブサなどの猛禽類です。
ヒヨドリの卵やヒナの天敵は、カラスや猫ですが、積極的に捕えるかどうかは分かりません。
生態系のバランスは、こうやって保たれているのだと改めて感じさせられました。