ヒヨドリは、夜行性の鳥ではないので、昼間しか行動しません。
夜に鳴いている鳥は、別の鳥のようです。
夜鳴く鳥といえば、ヒヨドリと間違えそうな鳥、イソヒヨドリがいます。
繁殖期になると、イソヒヨドリは、夜間さえずることがあるそうです。
他の鳥たちと縄張り争いの際や、縄張りが隣接したりすると縄張り防衛のため、頻繁に鳴くことが多くなります。
夜も鳴くのはイソヒヨドリ
イソヒヨドリといえば、高い鳴き声で、少し複雑な鳴き方をする鳥です。
ヒヨドリは昼間しか鳴かないですが、イソヒヨドリは夜間も鳴くので、いつもさえずりっぱなしで、少々うるさい鳥のように思えます。
他の鳥同様、昼間に活動し、昼間鳴くようですが、繁殖の時期になると、日没後、あるいは夜明け前など、真っ暗な時間帯でも、さえずることがあるようです。
イソヒヨドリは、日の出前から、鳴くんですね…
ヒヨドリは夜に渡る
ヒヨドリという鳥は、日本近辺にしか生息しません。
渡り鳥であるヒヨドリには、「渡り」というドラマがありますが、その「渡り」の季節といえば、秋です。
日本各地、鳥が「渡り」を行っていることは多いが、実際、その場面を目にすることは少ないです。
それは、野鳥の多くは、夜、「渡り」を行うからです。
ヒヨドリは鳥目ではない
また、野鳥には「鳥目」という言葉は当てはまらないです。
「鳥目」というのは、「夜、目が見えない」という意味ですが、これは渡り鳥のような野鳥には当てはまらず、飼育下の鶏に対してのみ当てはまる言葉のようですね。
まとめ
渡り鳥の多くは、夜、星が出ている時間亭に飛び立ち、夜間、暗い空を飛び続けることになります。
日が昇る時間帯に、一旦休憩ということでしょうか、地上に降りて、食事をとり、休息しつつ夜になるのを待っています。
これの繰り返しで、数千キロにも及ぶ長い距離を移動します。
しかし、ヒヨドリは、そこまで長距離移動はしない野鳥です。
朝早くに飛び立って、日が高くなると地上に降りてきます。
これを短い間に何度か繰り返すだけのようです。