ヒヨドリだけでなく、生き物を飼っておられる方は、餌を食べないと悩まれることも少なくないのではないでしょうか。
今回は、ヒヨドリの事を書いていきますので、ヒヨドリについて見ていきましょう。
餌を食べなくなる原因は、1つとは限らずいくつかあります。
「何か病気にかかった」「体調を崩している」「何か喉に詰まっている可能性がある」など・・・
1番は、自分で解決せず、病院に行くのがベストでしょう。
餌も、成長段階によって食べさせない方が良い物もあるので、これから一緒にみていきましょう。
エサ
大きく分けて、3つの段階にわけます。
1つめは、丸裸の雛の頃です。
この頃は、粟玉や牛乳、生米、炊いた白米やパンなどは、与えないのがベストです。
これらは、「消化が悪い」、「消化できない」ので与えない方が良いのです。
与えるものとして、この頃は、幼虫や昆虫とすり餌になります。
2つ目は、羽が生え揃うまでの頃です。
この頃の、与えない方が良い物は、丸裸の雛と同じです。
与えるものとしては、動物食中心・雑食中心の野鳥には、7分のすり餌を与え、植物食中心の野鳥には、種類にもよりますが、3~5分のすり餌を与えます。
野菜を水で洗って、綺麗に水分を拭き取り、みじん切りにした野菜の出汁を、すり餌に混ぜて与えると、よりいいでしょう。
3つ目は、ほぼほぼ羽が生え揃ってから成鳥までの頃です。
成鳥になると、野生で生きていけるように、野生で食べるそれぞれの物を与える事、つまり切り替える事です。
動物食中心の野鳥は、羽が生え揃うまでの頃と同じで、植物食中心の野鳥には、「植物性の餌8割・動物性の餌2割」で与えましょう。
餌の注意点
まず、粟玉ですが、剥いた粟に卵黄と蜂蜜などをまぶした物のことです。
これは、成長段階にも書いてある通り、幼い雛には、消化が良くないので、与えないよう注意しましょう。
基本的には、羽が生え揃ってからの餌になりますが、その頃でも未消化の状態であれば、要注意です。
心配であれば、病院へ行きましょう。
すり餌は、粉末に水やお湯を入れて捏ねたものです。
ひと肌より温かめの温度で、耳たぶ位の柔らかさに練って与えましょう。
夏場は暑く腐りやすいので、早く使い切りましょう。
与える時は、与えるたびに練るようにしましょう。
まとめ
餌を食べない理由は、個体によって理由は様々です。
まず、いまの状態を観察し、なにが起こっているのか、どんな状態かなど把握し、何も分からない、どうしようもない等、不安になったら、すぐに病院へ連れていきましょう。