鳥は種類により様々な色をしています。
ヒヨドリはどんな色をしているのでしょうか?
成鳥になった時の大きさはどのくらいなのでしょうか?
ヒヨドリの色
ヒヨドリには亜種がいます。
全てを含めると地域により色が変化するようです。
一般的なヒヨドリの色
ヒヨドリは、オスとメスで色の違いはありません。
くちばしは尖っていて、先が黒くなっています。
頭部から胴体にかけて灰色の羽毛で覆われています。
頬には褐色の部分があるので、特徴的でよく目立ちます。
頭頂部の羽毛だけ周囲よりも少し長いのも特徴的で、冠羽と呼ばれます。
翼と尾羽の色は灰褐色になっています。
グロージャーの規則
ヒヨドリは亜種を含めて8種います。
生息する地域により色に違いがあります。
南に住むヒヨドリは濃い色をしており、北に行くほど白っぽくなるようです。
同種の恒温動物は、乾燥地や寒冷の地域に住む個体ほどメラニン色素が少ないので明るい色調になる傾向があります。
南に住む方が濃い色になりやすく、北に行くほど明るい色になりやすい現象です。
これをグロージャーの規則と言われています。
ヒヨドリの成鳥の大きさ
ヒヨドリは成鳥になると、どのくらいの大きさになるのでしょうか?
ヒヨドリの全長
ヒヨドリの全長は、27cm~29cm程です。
これは頭から尾までを含めた大きさです。
ヒヨドリは尾が長めなので、全長のうちの11cm~12.5cmほどが尾になってます。
翼は広げた状態だと約40cmあります。
他の鳥との比較
ヒヨドリに似た鳥も存在します。
ムクドリやツグミと体形を比較すると、ほっそりしているのが特徴です。
まとめ
ヒヨドリの色は体の部分により変わります。
頭部から胴体にかけては同じ灰色ですが、頬だけ褐色といったような特徴もあります。
住む地域によって色の濃さに変化が起きるグロージャーの規則と呼ばれる現象も起きるようです。
ヒヨドリの成鳥の大きさは、27cm程と少し大きめです。
翼を広げると40cm程になります。
他の似た鳥よりもほっそりしているのも特徴です。