何らかの偶然で怪我を負ったヒヨドリを拾うことになったらあなたならどうしますか?
怪我をしたヒヨドリ、かわいそうですね…
怪我のため飛べなくなったヒヨドリは、放鳥しても餌を満足にとることは不可能になりますから、やがて飢え死にします。
飛べるようになるまで、あなたの家で餌を与え続け、飛べるようになるまで元気になったら、逃がしてあげましょう。
ヒヨドリは、雑食性の鳥ですので、あなたの家にあるものなんでも食べますので、色々試しに上げてみてください。
ヒヨドリは何でも食べる
家にあるもの、何でもOKです。
果物、パン、芋、何でも食べます。
ペットショップで野鳥の餌、小鳥の餌、ミルワーム(いわゆる虫です)など購入して与えてみましょう。
冬場など寒い時期なら、暖かくして飼ってあげましょう。
カイロなどをタオルで包んで(火傷防止)、ヒヨドリのそばに置いてあげるとよいでしょう。
水を飲ませることも必要で、飲まない場合、砂糖やハチミツを水に溶かして、少し甘くして与えてみてください。
ヒヨドリは果物が好き
何度も言いますが、ヒヨドリは好き嫌いがなく何でも食べる鳥のようです。
中でもフルーツが好きなようで、みかんを輪切りにしたものやリンゴなどいいかと思います。
キャットフードをふやかしたものも少し上げてみるのもいいでしょう。
果物を上げて、それを十分食べていれば水は特に上げなくてもいいですが、上げるのなら、ケージにずっと入れたままにはしないでください。
ずっと入れっぱなしにしておくと、ヒヨドリの体温が奪われてしまう可能性があるからです。
ヒヨドリは暗いところが好き
ヒヨドリを一時的にせよ飼う場合、ケージは、ハムスター用のケージで充分です。
鳥は一般に暗いところが気分が落ち着くのでケージの上から、段ボールとか新聞紙などかぶせておくとよいでしょう。
注意することは、布だと爪など引っかける可能性があるので布類をかぶせるのはやめたほうがいいです。
まとめ
怪我したヒヨドリを保護する場合、餌は何でも食べるので比較的楽ですが、寒さ対策には気を付けてあげてください。
特に冬場は、注意が必要です。
羽を膨らませていたりするのは、寒がっている証拠です。
ヒヨドリに限りませんが、怪我をすると、寒さに弱くなりますよね。
白熱電球などをケージの外側から当て、保温してあげるのがいいでしょう。
ケージ内で、温度差を作ってあげれば、ヒヨドリ自身があちこちケージ内を移動して体温調節するようになりますから。