都市部では鳴き声や糞などが問題視されている野鳥の1つとして有名です。
いったいヒヨドリはどのような流れを経て大きく成長していくのでしょうか?
そんなヒヨドリの成長過程を少しずつ追っていきたいと思います。
庭山でスミレを漁っていたら、頭の上を小さなものがパタパタと飛んであちこちの木にとまり、最終的にコデマリに。
ヒヨドリの巣立ちヒナであった。
可愛らしさに悶え死ぬかと思った pic.twitter.com/2vmyZtYjkO— シトリン (@e42148) 2017年6月18日
ヒヨドリの鳴き声の秘密!雛から幼鳥まで!
ヒヨドリの鳴き声が騒音問題として扱われることも珍しくありません。
しかし、ヒヨドリが鳴くのには何らかの理由があると思います。
そこでヒヨドリの成長段階を踏まえながら、鳴き声について紹介していきたいと思います。
ヒヨドリの雛の特徴と鳴き声は?
母親から産み落とされた卵は、大切に大切に14日もの間、しっかりと温めてもらいます。
それから孵化した雛は、およそ10日間ほどで巣立ちの時を迎えます。
といっても、まだまだ充分に生活できる能力がないので、1~2ヵ月は親元に近い場所で生活しています。
ヒヨドリの雛は、身体的な特徴がいくつか見られます。
くちばしと足の色が同じで黒色です。
尾羽の長さも他の鳥の雛に比べると長い特徴があるので分かりやすいです。
鳴き声は、他の鳥の雛とあまり変わりはなくピィー、ピィーと鳴き、これといった特徴はありません。
ヒヨドリの幼鳥の特徴と鳴き声は?
分かりやすい外見上の特徴をいくつか挙げたいと思います。
最も特徴的なのは体型で、ずんぐりむっくりとしています。
雛の頃に比べると、くちばしの先がだんだんと黒くなっているのがはっきりと分かります。
ほとんど見た目は親と変わらない状態ですが、まだ飛ぶことは難しいです。
ですから、親によって給餌をしてもらうことが多く見られます。
また、鳴き声についても親と同じように鳴くことはできません。
大人へと成長して、求愛の時期を迎えたオスは、「ヒーヨ、ヒーヨ」とメスに強く訴えます。
「ピーピーピッ」や「ピッピッピッ」という笛の音に似た鳴き声を聞くこともできます。
まとめ
ヒヨドリの雛も幼鳥も大人と同じような鳴き声をあげてなくようなことはしません。
しかし、大人と同じようにくちばしや足の色に同じような特徴が見られました。
鳥類であっても、種類によって成長過程が違うものだと改めて思いました。