さすがにどんな鳥であっても雛の頃は大人と異なり、同じような鳴き声をあげます。
人家を訪れてくる知られた鳥として、なじみ深いですが、雛のときから見分けることが可能なのでしょうか?
そこで今回は、ヒヨドリとムクドリの違いについて調べていきたいと思います。
ヒヨドリとムクドリの雛の違いについて調べてみよう!
ヒヨドリとムクドリも成体は、体色が少しだけ似ているような感じがします。
では、子どもの頃に遡れば、明確な違いを知ることができるのでしょうか?
そこで、ヒヨドリとムクドリの雛の相違点についていくつか紹介していきます。
ヒヨドリの雛は、どんな特徴があるの?
最も分かりやすいのは体型で、まるで栗のようにふっくらとしています。
ヒヨドリのくちばしは、黒っぽい色をしており、成長するにつれて先が黒くなっていきます。
また、足の色にもはっきりとした違いが見られます。
ヒヨドリの雛の足は、くちばしの色と同じで黒色をしています。
尾羽の長さにも違いが見られ、ヒヨドリの方が長いのが特徴です。
食性による違いはほとんどありませんが、ヒヨドリの方が甘いものを好みます。
果実や花の蜜を吸ったりすることで知られています。
ムクドリの雛は、どんな特徴があるの?
まず特徴的な見た目は、ヒヨドリの雛と比べると、すらっと痩せているところです。
ヒヨドリと同じようにくちばしの色に違いが見られ、ムクドリは黄色をしています。
大きくなっていくにしたがって付け根の色がだんだんと濃くなり、オレンジ色に変化していきます。
また、足の色もくちばしと同様にオレンジに近い色味を増していきます。
この他に尾羽の先の方に白い部分を観察することができるのも、ムクドリならではです。
さらに、喉元や目の側面、腹部の下が白っぽいのも雛に見られる特徴です。
まとめ
ヒヨドリの雛とムクドリの雛には、外見的な特徴があることで見分けることは比較的簡単で驚きました。
あまり雛を目にする機会はないとは思いますが、くちばしと羽の色に共通点があって面白かったです。
もし目にする機会があれば、上記の点に注意して観察してみてくださいね。