どの鳥たちも名前を耳にしたことはあると思いますが、どんな姿なのか知っている人は少ないと思います。
庭先に野鳥が集まってくるのは楽しいものですが、名前や生態を知るともっと違った関わり方ができるかもしれません。
そこで今回は、人家の庭先に出没する可能性が高い鳥たちについて調べてみることにします。
知っているようで知らない!ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミの見分け方!
どの鳥も体色や体の大きさに特徴は見られますが、せっかくなら分かりやすい見分け方を探したいものです。
これらの鳥の特徴を調べて、簡単な見分け方を紹介したいと思います。
ヒヨドリの見分け方や特徴は?
体長はおよそ30㎝、翼を広げたらなんと40㎝にもなります。
頭部から胴体はグレーの毛に包まれていますが、頬にこげ茶色の部分があり、とても特徴的です。
くちばしは先がとがって黒色で、翼や尾羽は灰褐色をしています。
また、頭のてっぺんの毛は周りよりも長いです。
「ヒーヨ、ヒーヨ」というさえずりや、「ピーピーピッ」や「ピッピッピッ」という地鳴きを聞くことができます。
ムクドリの見分け方や特徴は?
スズメとハトの中間に位置する、体長およそ24㎝という大きさです。
主な体の色は、3つに分けることができます。
まず、赤みの強い茶色をしているのは、翼や胸、頸です。
頸から頭部にかけて、それから腰の部分に白色が混じり、足とくちばしは黄色をしています。
鳴き声も非常に特徴的で、「ギャーギャー」「ギュルギュル」「ミチミチ」などと鳴きます。
ツグミの見分け方や特徴は?
体長はムクドリと同じく24㎝ですが、翼を広げたその姿は約40㎝とヒヨドリとほとんど変わりません。
全体的な体の色は、暗めの色で背中は褐色、白地に腹部には明るい褐色の斑点模様が見られます。
目の上部には眉のような白い毛が目立つように生えています。
くちばしのベースカラーは黒色で、下の部分は黄色をしています。
後足の色は桃色がかった茶色をしています。
「ジジッジジッ」という地鳴きにくわえ、春から夏にかけては、「キュッキュッー」、「キュイキュイ」と鳴きます。
まとめ
ヒヨドリが最も大きく、全体的に基調とした色はグレーです。
ムクドリもツグミもそれほど体の大きさは変わりませんが、体の色が異なります。
どれも同じように見えてしまいますが、覚えやすい特徴を使って見分けていきましょう。